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読了本に対する個人的感想。 読書メーターから引っ張ってきたり。 無論、趣味は読書と本屋めぐり。積読本等は随時更新。
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これを読ませるか、という本。
まぁ私は学校指定の為読んでいるが、これほどまでに己の雑食性に感謝したことはあったかどうか。

重くて、読んでるとお腹が空いてくる。…決して美味しいっていう本じゃなく、考えさせられるからだが。
普段読んでいる本とはひと味、ふた味なんてものでなく全然違い、その方言に振り回されたりした。
九州特有の「~ばってん」が沢山あり、更には知らない言葉も山ほどだった。
だが、そこは同じ日本人。
ニュアンスで感じとり、なんとなくだが意味を理解することができて嬉しかった。
「水俣病」というものについてかかれているのだが、今を生きる身である私たちには目新しくも無く、ただその悲惨さと周りの理解の無さをしる、やっと三分―全部で七章だから七分のでも良いだろう―の一やらを読み終えたようだ。(七分のだと三)

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現国の先生が面白い事を論議していたので少々。

松尾芭蕉の俳句で有名な「閑けさや岩に染み入る蝉の声」の句について。
一般解釈?は "なんと静かに思えることよ。その鳴き声しか聞こえず、かえって静けさがつのるように感じられる蝉の声は、まるで岩々にしみこんでいるかのようだ。"(出典:http://www.bashouan.com/)のようですが(一般などと決めることじゃないかも知れませんが)、先生の解釈がなんとも面白く感じたので。

いわゆる、蝉が一匹しか鳴いていないから芭蕉は静かだと感じたとか。きっと「閑か」のいくつかの意味をとった結果と私は考えますが...知らないで言ったのか、知っていて言ったのかがとても気になるところです。

俳句は確かに色んなとり方があって、通説的なものが出回るものだとして受け取りますが、これに対しては少々私が異論を、というか自分の中に違和感を覚えたので記すまでです。←

まず、蝉は一匹で鳴くものなのか、というところから。あ、ここから先はあくまで私個人の私説ですので、至らない/調査不足なところもあるかと思いますので、了承をお願いいたします。
私の小さい頃からの記憶も混ぜて考えれば、...うんまあ蝉は一匹では鳴かないかな☆それと、これ確か立石寺の階段で詠まれたんじゃなかったっけ?(←あやふや)
そしたらそこに一匹しか蝉がいなかったんじゃないかな、と言うのにはいささか無理があるように感じるのです...。

それとまあ、静かさって別にそこに横たわってなくともって...。思ったり...。

因みに私が自己流に解説(解釈っつうよりは詠まれた背景のような。)すると、あまりにも蝉が鳴いてるから、そこにある岩がかえってしづかさを象徴していて、その岩に一種の"賑やかな鳴き声"だからこその静かが..これはあくまで感覚的な問題ですから陥ってみないとよくわからないと思いますが...生まれるのでは?それを感じた芭蕉はこの句を詠んだんじゃないかなって、勝手に思っております。

なんとなく書いておかなきゃなあ...書きたいなあと思ってた題材なんでかけてよかったなあと思っています←
幾分時間が経ってるから書いて平気だと思いますし...←

で、この先生から思ったこと。

自分が思うことを言うのはいいけど、その代わりに通説とか一般的解説を言って欲しいなあと。じゃなきゃ先生のをそのまま鵜呑みにする子も出てきてしまうと困りますから..。

実際、先生の解説が普通と思ってた子がいたので...。

危ないな(苦笑)それでは今日はこの辺でノシ
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